お久しぶりです。お元気ですか?
私は、元気ですが、なんだか、ここ最近、衝撃的な発見が多すぎたのと、
東京の夏が、大の苦手なので、いろんな意味で目が回っていました。笑
結果として、気がつけば、「生きてますか?」「生きてる?」メッセージが、だいぶ溜まってきたので、
ブログを更新しようと思います(笑)
(※本当にダメ人間ですみません)
で、お前は最近、LINEやメッセに返信もしないで一体何をしていたんだ!?っていうと、
ものすごく簡潔に説明をすると、この春まで、会社勤めに再挑戦したのだけれども、
気がついたら、毎朝、栄養ドリンクの空き瓶をキッチンに飾り始める日々になっていて(全種類揃ったと思うw)、
あげく、それでも足りなくて、日中は、『即効元気』を飲みまくって、
最終的に、首がおかしなことになって&頭もおかしくなりかけて、4月末でギブアップしたら、
突如、無職同様にww
で、いつもの展開だと、
ここで、すぐに次の仕事を探すのだけど、ひどく疲弊していたにもかかわらず、
何を思ったか、
せっかくなので、ちょっと実験をしてみることに!!笑
どんな実験かというと、
“ 貯金ゼロマイナスだけど、試しに、本当のギリギリまで、完全フリーランスをやったら何が起きるのか!?”
個人事業主とはいえ、いつも固定契約で、どこかの会社さんのプロジェクトにどっぷり浸かっており、働き方的には、残業代や社会保険が補助されない&労働基準法が適用されない版の年俸制の社員と変わりないという状態だったことが多かったので
試してみた
で、何したか?
公開できる分だけだと、こんな感じ↓
●2018年の5月&6月の61日間でやってみた仕事●
1、コーヒースタンドさんのパッケージデザイン
2、お出かけ情報メディアでのWebライター
3、地方創生プロジェクト取材
4、組織論研究者への取材
5、個人の方からのイラスト/絵画受注
6、その他、非公開のライティング/デザイン案件
1と4と5に関しては、現在、まさに渦中なので、どういう展開になるのかは、7月に入らないと、まだまだ未知数ではあるけれども、、(特に絵画系はお待たせしていてすみません!!)
3に関しては、クレイジーな編集者さんが忙しすぎて入稿してから数週間、音沙汰がないけれども…笑(金沢の皆さん、編集長にプッシュお願いしますw)
結論から先に言うと、
この実験を始めて本当に良かったなぁと。
胃がえぐられるような思いもいっぱいしたけれども、
一体、部屋で叫んだかわからないけれども、
とりあえず、本日、実験開始61日目にして、まだ生存している。
それが大事。
世紀末最大レベル級の発見もあった。
●世紀末最大レベル級の発見 / 学び●
・いかに自分の価格設定が甘いかということ
→ ex, 他の人が30万以上でやっているらしい仕事を、5万で受けてしまったw( 結局、今月の家賃は払えたのか不明w)
・デザインにしろ、文章にしろ、どんな安い案件でも絶対に、手抜きができないこと
→ 徹底的にリサーチをしたり、より良いものを作ることに全力をかけてしまう。
→ そもそも心を込めないで絵が描けない。3万だろうが100万だろうが、込めるエネルギーは変えられない。
・日本のクリエイティブ系案件の個人相場が、人殺しと言いたくなるくらいファックな事態になっていること
→“予算がないから、会社ではなく個人に頼むと安い”という前提のもと、どこまでも叩かれる。築地市場で叩き売りされている魚のような気分になる(泣)
・財布は軽くなったけれども、心も軽くなった
→ 原因は解明中。これは、本当にわからない。なんでかわからないけれども、今、たぶん、”幸せ”というものを感じている。笑
・(作業中は)一人だと、集団の中で働いている時の100倍スピードで処理できるらしい
→ 例えば、会社というところにいると、これまで、なぜか、周りの人が元気かどうか気になって仕方がないという困った悩みがあった。(ex, 何のお菓子を買ってきたらor どんな冗談を言えば喜ぶかいつも考えていた。笑)& 頼まれてもないのにトイレや給湯室の掃除にはまりすぎてた。笑
・「フリーランス=人と会わなくなる=価値観が狭くなる!?」は完全な間違いだった
→ むしろ、その危機感があるせいか、逆に人間との交流を大切にするようになった。たぶん。
→ 逆に、仕事や人を通じて、随分と、これまで出会ったことのない不思議な面白い人との出会いに溢れていた(こちらに関しては追々)
そんな滅茶苦茶な毎日を送っていたら、
結果として、嫌でも、
“自分”と向き合わざるおえないわけで
まして、日本でこんなことをしていると、
会う人、会う人に、
質問攻めにされるわけである
「あなたは何?」
「あなたは何をしている人?」
ライティングもデザインもイラストも、全て、「表現」に関係しているから、
全部、まとめてArtistでいいじゃないかと思っていたけれども、
Artistは、誰かが勝手につくったピラミッドの最下層どころか、ピラミッドに入れてもらえていないらしいことが
地球の反対側から時々かかってくるアート仲間からの電話越しにきこえる悲痛の叫びからも
よくわかった(笑)
“ Artist = 娯楽 = 遊んでいる人 = どうしようもない人 ”
あながち外れていないと思う
本人は、鬱になるくらい、真剣にコンセプトを考えたり、ただの丸を描くために、何日もアイディアを練っていても、
そんなの関係ないのである
その上、Artistは存在しなくても、とりあえず、世界は回ると思う
ただ、その世界は、真っ白か灰色だったり、同じ色や形が多かったり、服も髪型も似たような感じで、音も何パターンの機械音しかなくて、面白い物語も、愉快なコミュニケーションもないかもしれないけれども…
じゃあ、世の中のArtistは、もっとカラフルな世の中を維持したくて、表現しているのか!?
”もっと、安定していて、割りの良い仕事あるだろー
我慢してやらないお前が悪い!!
いつまでも夢みたいなことしていないで、現実をみなさい!!”
と、北の国から罵声が飛んできそうであるが(fromファザーww)
答えは、それぞれだと思う…
一つ言えるのは、単純に、表現していないと生きていけない人種もいるということだと思う
それが、大衆から好まれようが好まれないが、見向きもされなくても、
勝手に隅っこで、表現し続けていないと
金魚に水が必要なのと同じで、
呼吸できない人々がいる
それで、たまたま、そういう隅っこ軍団が表現しまくってたら、派生して、いろんなところに色がついていった、いろんな音が増えた…それもありだと思うし、個人的には、カラフルは大好きだ
アーティスト〜クリエイティブ仲間に言いたいのは、
あなたが全身全霊で生み出すものを、好きか嫌いかは他人の好みの問題
何かを責める前に、(ある面からみたら)とても厄介な性質で生まれた自分を受け入れて、どう社会でサバイバルしていくかを考えるのが生産的だということ
一方で、OMGと叫びたくなるくらい、バカにされたり、必要以上に哀れに思われたりすることもあるよね(あなたの苦悩を私は理解していないわけではない)
だから、一緒に、実験を続けようと言いたい
そのためなら、私も、サバイバルしようと思う