到着時の詩人のパソコンスクリーン

 

“原稿が終わらないんだ!お父さんは大変なんだ!”

 

お盆、半年ぶりに青森の実家に帰省したところ、いつも通りのご様子。

なんでも指圧が強すぎて、パソコンの「ほ」と「back space(削除)」のキーが壊れたらしく…

(いつも隣の部屋までバシンバシンと聞こえてくるので驚くこともなく。)

なんとこの4ヶ月間、原稿執筆の際は、上のように「ほ」と「ぽ」「ポ」をコピペして、一文字ずつ切り取っていたらしい。

かな文字入力の方なので、「ほ」というキーがダメになると、「ぽ」も「ぼ」も全滅ならしい。

では、文筆業の父が、どのように、この4ヶ月、しのいできたのか?

“僕(ぼく)は…”と打ちたい時は、”僕(しもべ)は…”と打っていたとのこと。

自分のことを”僕(しもべ)”とタイプするのは居心地が悪いと…

 

そりゃぁ、終わるわけがないよ、お父さん…

 

なぜ、すぐに修理に出さなかったのか。

なぜ、外付けキーボードを昔あげたのに、接続してみようと思わなかったのか。

なぜ、ローマ字入力に挑戦しようと思わないのか。

” 美しい日本語の存在価値を守るためにも、カナ文字入力の文化を一人でも守り続けていくんだ!”

とのこと。。

そもそも、なぜ、「ほ」(「ぽ」,「ぼ」,「ポ」)のキーがダメになったのだろう。

 

” アーニャ・ポポ “…

 

「ポ」が2文字も入っているではないか。

 

この「ほ」のキーが吹っ飛んだ本当の原因は、あまり考えたくないものである。

 

その後、外付けキーボードを繋ぐことで問題は3秒にして解決し、快適に執筆作業に勤しむ詩人。